マーカス・フィスター 作 谷川俊太郎 訳 講談社 1995年
きらきらうろこを持った魚がいました。
とてもきれいなので、みんなから「にじうお」と呼ばれていました。
小さな青い魚がやって来てきらきらうろこを一枚ほしいといいますが、にじうおは怒って追い返します。
誘われてもみんなと遊ぼうとしないにじうおはいつしか寂しい魚になっていました。
賢いたこに相談すると、きらきらうろこを一枚ずつほかの魚に分けてやることだと言います。
みんなにきらきらうろこを分けたにじうおは、みんなといるのが楽しくなってきました。
輝くうろこはたった一枚だけになったにじうお、いまはとっても幸せ。
今日は、放課後等デイサービス「みーおんの森」の絵本タイムでこの作品を楽しみ、そして、海の団扇を作りました。この団扇であおぐと潮の香りがしてきそうです。