2023.02.14
スー・ステイントン 文 アン・モティマー 絵 中川千尋 訳 ほるぷ出版 2013年
今日は一年で一番チョコレートが活躍する日。
山と海にはさまれた小さな村に、一軒のチョコレート屋がありました。お客はめったに来ませんでした。おじいさんは猫といっしょに暮らしていました。
店のペンキははがれ、棚に並んだガラス瓶もほこりまみれ。チョコレート屋のおじいさんも古ぼけていて、けっして笑いませんでした。
おじいさんはある時ふと思いついてチョコレトでねずみを作ってみました。高く積まれたチョコレートねずみを猫はこっそりかじってみました。なんておいしいのでしょう!
そこで猫は・・・。
やがて、チョコレート屋さんは大繁盛のお店になりました。