2023.04.05
角野栄子 作 黒井健 絵 小学館 1999年
小さなアコちゃんは毎日元気いっぱい。そんなアコちゃんのお話5編が収められています。
一つ目の「おひさま」もとびっきり楽しいお話です。
あったかい春の日。おひさまに向かってのびのびをし、大きく口を開けて息を吸うと、お日さまの光がぱーっと口に入ってきました。
「わっ、ミカンドロップのあじがする。」
次の朝、お日さまは聞きました。
「アコちゃん、ミカンドロップって、なあに?おしえて」
アコが缶からドロップを出してポーンと投げると、お日さまは口を開けて受け取りました。
お日さまは一日中、口をもぐもぐ動かしていました。
自分の名前に似ているせいか、アコちゃんは他人とは思えない私です(#^^#)