2023.04.29
松岡享子 原案・文 降矢なな 絵 福音館書店2022年
児童文学者の松岡享子さんの遺作となった作品。
「生きる」ということは「働く」ことなんだと語りかけている絵本です。
小さな家にえんどうまめばあさんとそらまめじいさんが仲良く暮らしています。
二人とも大の働き者。朝から晩までくるくるとまめまめしく働いています。
ただ、困ったことに、二人とも何かをしていても他にやりたいことがみつかると、それをすぐに始めてしまうのです。そんなわけで、二人は毎日大忙し。
巻頭の松岡さんの言葉です。
「暮らす」ということが大事。いそがしく、たのしくね。