2023.05.18
宮沢賢治 作 島田睦子 絵 偕成社 1984年
友人がとても面白いお肉料理店に行ってきたと話してくれました。
入り口で持ち物すべてを預けるのだそうです。
もちろん、スマホも持ってちゃダメ。
え~~~っ、それって注文の多い料理店みたい!
でも、友人は怖い思いをすることなく、美味しいお料理をお腹いっぱい食べて帰って来たので、よかったです(*^-^*)
山に狩猟に行って、とあるレストランに入った二人の紳士。
入り口から奥に進むにつれて「注文」が多くなっていくのです。お客が注文するのではなく、店側がお客にいちいち注文をつけるのです。
眼鏡や時計など金物類は全部はずし、顔や手足に牛乳クリームを塗り、頭に酢をかけ、そして、最後の注文が「塩をもみこむこと」。
危機一髪のところで二人を助けてくれたのは、二頭の猟犬でした。