絵本日記「1年365冊」

『ひばりに』 | 言の葉のうつわ

『ひばりに』

2023.06.15

内田麟太郎 詩  うえだまこと 絵  アリス館 2021年

「大震災にあった子どもをはげます詩。

 そんな思いあがった詩は書けませんでした。

 でもわたしの気持ちはつたえたくて

 詩を書けない詩を書き始めました。

 あなたのところへも、小さな風がとどきますように。」

これは、内田さんの言葉です。

 

 ぼくはきみの隣りに咲くたんぽぽになり、きみは綿毛となったぼくを空に飛ばす。

 そして、ぼくは飛ばされながら、きみが顔をあげたことをひばりに話そう。

 

 大切な友人のお父様が旅立たれました。

 私にはかける言葉がありません。

 私の代わりに、きっとこの絵本が語りかけてくれることでしょう。

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