絵本日記「1年365冊」

『よるのともだち』 | 言の葉のうつわ

『よるのともだち』

2023.06.19

いわむらかずお 絵と文  三浦倍子 原案  至光社 1982年

こりすたちはお母さんに起こされます。

「さあ あさですよ おきなさい」

「なんで あさになると おきなきゃいけないの」

「げんきなこは よるになったら ねて あさがきたら おきるのよ」 

「ひるまは そとで げんきに あそびなさい」

森で遊んでいるときに、こりすたちはふくろうが寝ているのをみつけます。

こりすたちは夕ご飯がすんだら遊びに行ってもいいかとお母さんと父さんに聞きます。

「だめだめ あなたたちは よる ねるのよ」

「また あした げんきに あそびなさい」

お布団の中でこりすたちはひそひそ話しています。

「ちっとも ねむくない」

「ふくろうの ところへ いってみようよ」

パジャマのままでふくろうと遊び始めたこりすたち。

はしゃいでいたものの、しばらくしたら木の枝で眠り始め・・・。

そこへお父さんが探しに来てくれて無事にお家に帰りました。 

翌日、こりすたちはお昼間いっしょにあそべないふくろうくんにお手紙を書いて届けました。

「おへんじ くれると いいね」

『よるのともだち』 | 言の葉のうつわ 『よるのともだち』 | 言の葉のうつわ

お問い合わせ

講演依頼や読み聞かせなど
お気軽にお問い合わせください