絵本日記「1年365冊」

『ねこどけい』 | 言の葉のうつわ

『ねこどけい』

2023.08.13

きしだえりこ 作  やまわきゆりこ 絵  福音館書店 2016年

ことちゃんのいえには鳩時計があって、窓からおもちゃの鳩が顔を出して「くくう くくう くくう・・・・・・」と鳴きます。

ことちゃんは鳩の合図で朝起きたり、いってきまーすと出かけたりするのです。

ことちゃんのお家には猫のねねこがいました。ねねこはいつも鳩と遊びたいなと思っていました。

ねねこはたんすに登って、窓が開いて鳩がくくうと鳴いたとたんに、鳩時計の屋根に飛び乗りました。そして、鳩の頭を叩くと、窓から前足を突っ込みました。

鳩はもう鳴かなくなり、鳩時計の屋根も曲がってしまいました。

ことちゃんは鳩時計を時計屋さんに預けました。

鳩はけがをしただけで、病気ではありませんでした。

時計屋さんは三角や四角の板を使って何か作ってくれましたよ。

それはねねこが入れるくらいの小さなお家でした。

「くくう」「にゃん!」

「くくう」「にゃん!」

鳩と猫が鳴きかわしています。

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