2023.09.08
唐亜明 作 高畠純 絵 偕成社 2021年
あまりにも残暑が厳しいので、涼しくなりたくて、雪だるまが登場する絵本のご紹介です。
かなちゃんは5才のお誕生日に大きなパンダのぬいぐるみをもらいました。
「パンパン」と名づけ、かなちゃんはいつも話しかけています。
雪の積もった冬の日に、みんなで作った雪だるま。
その雪だるまは夜になって窓からかなちゃんのお部屋に入ってきました。
眠っているかなちゃんの横で、雪だるまとパンパンはおしゃべりをしています。
真夜中、雪だるまもパンパンも眠くなり・・・
お部屋の中でひと晩を過ごした雪だるまは、朝になったらすっかりとけてしまっていました。
それからしばらくして、また外に雪だるまがあらわれました。
いったい、誰が作ったのでしょうね。
かなちゃんとパンパンにはふたりだけのすごい秘密があるのですって。