2023.09.10
宮西達也 作・絵 すずき出版 2010年
3月5日にご紹介した『にゃーご』はねこを知らないこねずみと、こねずみを食べようと狙ってるねこの物語でした。
こちらは、ねずみを知らないねこと、こねすみたちの物語。
『にゃーご』にはほろっときて、『ちゅーちゅー』は泣けます。
そして、読み終わった後には、どちらも心がほっかほかになります。
ねずみを知らないねこが三びきのこねずみたちと出会いました。
三びきはねこをからかい始めます。ねずみのなきごえは「ぽよよ~ん」なんだと教えたり、「ちゅーちゅー」というのは美味しいという意味だと伝えたり。
ねことこねずみたちはバナナの木にのぼり、バナナをとろうとします。
ところが、ねこが落ちそうになったこねずみを助けようとして、木から落ちてしまいます。
ぴくりとも動かない「おじさん」を助けるために、こねずみたちのとった策とは・・・。
ラストシーンでは感動の「ちゅーちゅー」が響きます。