2023.09.26
A.トルストイ 再話 内田 莉莎子 訳 佐藤忠良 画 福音館書店 1966年
ロシアの民話のこのお話はこの絵で印象付けられている方が多いことでしょう。
芸術性の高い大変優れた絵であると言われている名作です。
大きくなったカブを抜くのに、おじいさんがおばあさん、孫娘、動物たちに頼んで引っ張ってもらって、とうとう抜けるというシンプルなストーリーですが、何度読んでも、読み聞かせをしても楽しい物語です。
シンプルであるということは、安心感につながるのでしょうか。
ちなみに再話をしたA.トルストイさんというのは、あの『戦争と平和』のトルストイさんとは別の方です。