2023.11.18
高畠那生 絵本館 2006年
いつもヒマなチーターのお店にお客がやって来ました。
そして、チーターの模様が欲しいと言うのです。
チーターは黒くて丸い模様をはがして全部売りました。
はがしたところは白くなってしまいました。
そこでチーターは売り物のペンで色を塗りました。
チーターの体は色とりどりの水玉模様。
次に来たお客は、体の色が欲しいと言います。
そこでチーターは地の色の黄色を売ってあげました。
その人は黄色く、チーターは白くなりました。
白地の水玉模様です。
高畠那生さんのシュールな世界はとっても楽しい。
どこからそのような発想が湧いてくるのでしょうね。
とにかくおもしろい絵本です。