絵本日記「1年365冊」

『にんじんばたけのパピプペポ』 | 言の葉のうつわ

『にんじんばたけのパピプペポ』

2023.11.23

かこさとし  偕成社 1973年

荒れた草ぼうぼうの原っぱのはじにある小屋におやぶたと20匹のこぶたが住んでいました。

そのこぶたの名前がとっても面白いのです。

パタ、パコ、パパコ、ババタ・・・がハ行五段活用しているような!?20匹の名前なのです。

お父さんとお母さんがせっせと働いているのに、ちっともお手伝いをしない20匹。

あるとき、赤い根の草をみつけました。そこへやってきたもぐらどん、それはあかだいこんといって毒があるから捨ててあげようと持っていきました。

ねずみどんは、みかんごぼうといって顔がくちゃくちゃになってしまうから捨ててあげようと持っていきました。

うさぎどんも。だいだいももといって食べると血が出てしまうから、捨ててあげようと持っていきました。

兄弟たちは一つだけ残ったにんじんをお父さんとお母さんに渡し、みんなで畑を耕してにんじんを育て、原っぱは一面のにんじん畑に生まれ変わりました。

いじわるをしたもぐらとねずみとうさぎはもやって来て・・・。

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