絵本日記「1年365冊」

『おおきいトンとちいさなポン』 | 言の葉のうつわ

『おおきいトンとちいさなポン』

2024.02.11

いわむらかずお  偕成社 1980年

大きい犬のトンと小さい犬のポンはとっても仲良し。

おおきいほうが いいに きまってる。

ちいさいほうが いいに きまってる。

トンは木の枝に頭をぶつけてしまいますが、木の実に手が届きます。

ポンはぶつけませんでしたが、木の実もとれません。

トンはくぼみをひょいと越えられますが、一本橋はなかなか渡れず、ポンに引っ張ってもらいます。。

ポンはくぼみを超えるのにトンの手をかりなければいけませんが、一本橋はすいすい通れます。

雨が降り出して、トンは葉っぱの傘を差してもぬれちゃいますが、ポンはすっぽり体が傘のなかに。

でも、トンは水がたまった道をズボンが濡れないで歩けますが、ポンはズボンのすそが水につかってしまいます。

さいごは互いに助け合って、風で飛んでいった帽子を取ることができました。

小さいのも、大きいのもいいね。

『おおきいトンとちいさなポン』 | 言の葉のうつわ 『おおきいトンとちいさなポン』 | 言の葉のうつわ

お問い合わせ

講演依頼や読み聞かせなど
お気軽にお問い合わせください