2024.02.11
いわむらかずお 偕成社 1980年
大きい犬のトンと小さい犬のポンはとっても仲良し。
おおきいほうが いいに きまってる。
ちいさいほうが いいに きまってる。
トンは木の枝に頭をぶつけてしまいますが、木の実に手が届きます。
ポンはぶつけませんでしたが、木の実もとれません。
トンはくぼみをひょいと越えられますが、一本橋はなかなか渡れず、ポンに引っ張ってもらいます。。
ポンはくぼみを超えるのにトンの手をかりなければいけませんが、一本橋はすいすい通れます。
雨が降り出して、トンは葉っぱの傘を差してもぬれちゃいますが、ポンはすっぽり体が傘のなかに。
でも、トンは水がたまった道をズボンが濡れないで歩けますが、ポンはズボンのすそが水につかってしまいます。
さいごは互いに助け合って、風で飛んでいった帽子を取ることができました。
小さいのも、大きいのもいいね。