絵本日記「1年365冊」

『ミリーのすてきなぼうし』 | 言の葉のうつわ

『ミリーのすてきなぼうし』

2024.02.22

きたむらさとし  BL出版 2009年

表紙の女の子の笑顔に心惹かれ、手に取りたくなる絵本です。

この子の名前はミリー。

学校の帰り道、帽子屋さんの前を通りかかりました。ウィンドーに飾ってあった羽のついた帽子が気に入り、お店に入ります。

お値段をたずねると、とっても高い。ミリーは空っぽのお財布しか持っていないのです。

そこで、店長さんはお店の奥から箱を一つ運んできて、中から慎重に帽子をとりだすと、ミリーの頭にかぶせてくれました。

「これは とくべつな ぼうしです」「おおきさも かたちも いろも じゆうしざい。おきゃくさまの そうぞうしだいで どんな ぼうしにもなる、すばらしい ぼうしです」

実は目に見えない帽子です。ミリーも空っぽのおさいふの中身を全部手に取り、店長さんに渡しました。

ミリーはごきげんで通りを歩きます。

帽子はクジャクになったり、ケーキになったり、花束になったりしました。公園では噴水の帽子に早変わり。

すると、ミリーは突然気がついたのです。帽子をかぶっているのは自分だけじゃないんだ。誰もが違った帽子を持っていたのです。

家に帰ってママに新しい帽子を見せました。

ママはちょっと困ってしまいました。帽子なんてどこにもありません。

でも、ママは「まあ、すてきね。ママも そんな ぼうし、ほしいな」と答えてくれました。

素敵なママですね。私も自分の帽子をみつけなくっちゃ!

『ミリーのすてきなぼうし』 | 言の葉のうつわ 『ミリーのすてきなぼうし』 | 言の葉のうつわ

お問い合わせ

講演依頼や読み聞かせなど
お気軽にお問い合わせください