絵本日記「1年365冊」

『ハーメルンの笛ふき男』 | 言の葉のうつわ

『ハーメルンの笛ふき男』

2024.03.05

ロバート・ブラウニング 作  ロジャー・デュポアザン 絵  長田弘 訳  童話館出版 2003年

有名なこの物語は、13世紀のドイツのハーメルンで起きたとされる出来事が現代まで伝承されているものです。

ハーメルンにはねずみが大繁殖し、人々の暮らしを脅かしていました。

ある日、町に現れた一人の男がねずみを退治してみせると言い、人々は退治してくれたらたくさんの報酬を出すと約束しました。その男は色とりどりの布で作った服をまとい、手にはたて笛を持っていいました。

男は笛を吹いてねずみを誘い出し、川に導いて飛び込ませました。ねずみたちは溺れて死んでしまいました。しかし、ハーメルンの人たちは笛ふき男に報酬を支払うことが惜しくなって、約束を反古にしました。

怒った男はこんどは違う笛の音を聞かせてやろうと言い、通りに出て行って笛の音を響かせました。それは、やさしい音色でした。すると、町じゅうの子どもたちが行列を作って笛ふき男の後に続き始めました。そして、険しい山のふもとに着くと、大きな入り口が開き、子どもたちは一人残らず姿を消しました。

ハーメルンの教会にはステンドクラスに笛ふき男の絵が残っているそうです。

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