絵本日記「1年365冊」

『わたしドーナツこ』 | 言の葉のうつわ

『わたしドーナツこ』

2024.03.08

井上コトリ 作  ひさかたチャイルド 2011年

このお話の主人公は「どう なつこ」ちゃん。おうちは「ドー・ドーナツ」というドーナツ屋さんをしています。

なつこは自分の名前が好きではありませんでした。だから、明日から学校に行くと言うのに、憂鬱でしかたありませんでした。「♪ドーナツ たべてる ドーナツこ~」とはやしたてられるに決まっています。

「がっこうに いくくらいなら ほんものの ドーナツに なって たべられてしまったほうが ましよ・・・・・・。」

朝起きたら、体がドーナツのようになっていました。

学校に着くと、先生がクラス全員の名前を呼びます。なつこは小さな声で返事をしました。クラスメートたちは一斉にからかいました。

ところが、もう一人おかしな名前の子がいたのです。「あんどう なつ」ちゃんです。なつちゃんも小さな声で返事をしました。クラスメートたちがまた一斉にはやしたてます。

つぎは身体測定。服を脱いだらみんなにドーナツの体が見られてしまいます。なつこはカーテンの後ろに隠れました。すると、もう一人隠れていた子がいたのです。あんどうなつちゃんです。なつちゃんも体があんドーナツになっていたのです。

二人は今までこらえていた涙がどっとあふれ、だきあって泣きました。そうしたら、体が元通りに。

なつこちゃんとなつちゃんは仲良く手をつないで保健室に向かいました。もう、からかいには負けないよ(#^.^#)

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