絵本日記「1年365冊」

『せかいいち つよい おんどり』 | 言の葉のうつわ

『せかいいち つよい おんどり』

2024.03.18

イ・ボベク 作  イ・オクベ 絵  おかだゆりこ 訳  新世研 2001年

卵から元気のいいひよこが生まれました。ひよこのぼうやは、かけっこはいつも一番。ジャンプも得意。けんかも強い。

ぐんぐん大きくなって、強いおんどりになりました。毎朝、大きな声を響かせ、村中に朝を知らせます。

若いめんどりたちはこの世界一強いおんどりを「なんて すてきなんでしょう」と追いかけまわします。

ところがある日のこと、もっと強いおんどりが現れました。今まで一番強かったおんどりはがっかりしてお酒ばかり飲むようになりました。毎朝村中に響いていた力強い声はもう聞こえません。

固いものは噛めなくなるし、すっかり元気が無くなってしまいました。

めんどりの奥さんはおんどりを優しく励まします。そして、孫たちのところに連れて行きました。息子たちはりっぱなお父さんになっています。娘たちもいいお母さん。

大勢の家族に囲まれて、幸せなおんどりは60さいのお誕生日を祝ってもらいました。

人間味あふれるにわとりたちに人生訓を与えられた気持ちになりますね。

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