2024.04.06
佐野洋子 小学館 2001年
くまの子が久しぶりに帰って来たとうさんぐまと森に出かけ、優しくて力強いとうさんの姿を誇らしく思うお話です。
「ねえ とうさん、さんぽに ゆこう」
「ねえ とうさん、てを つないでも いい?」
「ねえ とうさん、かたぐるま してくれる?」
「ねえ、とうさん、はしが ながされているよ」
すべてのお願をきいてくれたとうさんにこう言いました。
「ねえ とうさん、ぼく、とうさんの子どもで うれしいよ。すごく とうさんらしいもの」