絵本日記「1年365冊」

『にじのみずうみ』 | 言の葉のうつわ

『にじのみずうみ』

2024.04.17

坂本鉄男 作  いわさきちひろ 絵  偕成社 1982年

イタリア北部の湖に古くから伝わるお話です。

湖にすむ水の精、オンディーナを好きになり、つかまえてお嫁さんにしようとたくらんだまほうつかい。湖に来てはすきをねらうのですが、小鳥たちがオンディーナにあぶないよと声をかけ、オンディーナはするりと湖に入って逃げるのです。かみなりを落としても、カワウソに化けて追いかけても、ことごとく失敗します。

とうとうまほうつかいのマザレばあさんの知恵を借りました。

おばあさんの言ったとおりに湖の上に虹をかけたものの、まほうつかいは宝石売りにばけるのを忘れてそのままの姿で飛び出し、オンディーナは湖深く隠れてしまいました。まほうつかいはくやしがって虹をずたずたにひきちぎって湖に投げ込みました。

それから、この湖は七色の虹色に変わったということです。

いわさきちひろの絵がイマジネーションを無限に広げてくれます。とても美しい絵本です。

『にじのみずうみ』 | 言の葉のうつわ 『にじのみずうみ』 | 言の葉のうつわ

お問い合わせ

講演依頼や読み聞かせなど
お気軽にお問い合わせください