2024.04.24
ミカエル・エスコフィエ 文 マチュー・モデ 絵 ふしみみさを 訳 光村図書出版 2012年
冷蔵庫にマンモスがいる!とお兄ちゃんのノエが言いました。冷蔵庫のドアを開けるとたしかにマンモスが。
パパがすぐに消防署に電話をするようにとママに言いました。消防隊員たちが網を持ってマンモスをつかまえようとしましたが、マンモスはするりと抜けて走り始めました。街の中を走るマンモスと追いかける人たち。マンモスは高い木のてっぺんに登りました。待てども待てども降りてきません。みんな、下から見上げて待っていましたが、いっこうに降りてくる気配はありません。
消防隊員もいなくなり、パパもノエとフラビーを連れて家に帰りました。あたりは暗くなりました。
そこへ、「モモちゃん!モモちゃん!」と呼ぶ声が。弟のフラビーです。人参を見せるとマンモスは木から降りてきました。家に戻り、フラビーはそーっと自分の部屋にマンモスを連れて入りました。
「いい?こんど にげたら、もう たすけてあげないよ。おまえの せいで ほかのこまで みつかっちゃったら たいへんでしょ!」
いったいフラビーのお部屋には何がいたと思いますか・・・?(#^^#)