絵本日記「1年365冊」

『まめうしとつぶた』 | 言の葉のうつわ

『まめうしとつぶた』

2024.05.02

あきやまただし 作・絵  PHP研究所 1999年

まめつぶくらいの小さいこうしの、まめうしくん。つぶみたいに小さいつぶたくんと出会います。

木に巻き付いたつるで遊んだり、池に飛び込んだり、豆のからに仲良くはいったり。「ぼくたち ふたごみたいだね」

おなかが空いたので、二人は大声でお母さんを呼びました。

まめうしくんのおかあさんが「も――」

つぶたくんのおかあさんが「ぶ――」

二人はおかあさんのおっぱいを飲みました。二人はとてもよく似ているので、違うところを探そうということに。

からだのいろ、みみの大きさ、つめの形、しっぽも鼻のかたちも違います。

それに「ぼくは うし!」「ぼくは ぶた!」

「わあ、ぼくたち ぜんぜん ちがうね」

でも・・・・・・やっぱり ふたりは そっくり。

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