2024.05.02
あきやまただし 作・絵 PHP研究所 1999年
まめつぶくらいの小さいこうしの、まめうしくん。つぶみたいに小さいつぶたくんと出会います。
木に巻き付いたつるで遊んだり、池に飛び込んだり、豆のからに仲良くはいったり。「ぼくたち ふたごみたいだね」
おなかが空いたので、二人は大声でお母さんを呼びました。
まめうしくんのおかあさんが「も――」
つぶたくんのおかあさんが「ぶ――」
二人はおかあさんのおっぱいを飲みました。二人はとてもよく似ているので、違うところを探そうということに。
からだのいろ、みみの大きさ、つめの形、しっぽも鼻のかたちも違います。
それに「ぼくは うし!」「ぼくは ぶた!」
「わあ、ぼくたち ぜんぜん ちがうね」
でも・・・・・・やっぱり ふたりは そっくり。