2024.05.05
ソフィー・ブラックオール 作・絵 もとしたいづみ 訳 光村教育図書 2011年
夜中に目を覚ましてしまった小さな男の子のエドワードとママの会話です。
まさに、育児アルアル!
ママの片目を小さな手で無理やり開けようとする絵にもクスッ。
エドワードは何度でも聞きます。「ねえ、おきてる?」
ママは「んー・・・・・・おきてない・・・・・・。」
「なんで おきてないの?」「ねてるから。」
「なんで ねてるの?」「まだ よるだからよ。」
「なんで まだ よるなの?」「おひさまが でてないでしょ。だから・・・・・・。」
こんな会話を繰り返しているうちに、「パパ、おきてるかなあ?」とエドワード。
「おきてないと こまるわね。」
「なんで こまるの?」
パパは、飛行機のパイロット。「みんなを いきたいところに つれていってあげるの。」
「だけどさあ、なんで みんな よるなのに いくの?」
「そうすれば、あさ いきたいところに つくでしょう?」
おひさまが昇ったころ、エドワードは夢の中へ。
そこにパパが帰ってきました。
お仕事がすんで眠っているパパを、目が覚めたエドワードが「パパ!パパ!ねえ、おきてる?」