『ぼくがほんとうにほしいもの』

2024.05.31

バイロン・バートン 作・絵　 海輪聡 訳　 ポプラ社１９９９年

ジャックはお家にかえるところ。おや、さびしそうな犬がついてきます。ジャックは持っていたアイスクリームを犬に食べさせ、家に連れて帰りました。母さんに飼ってもいいかと聞きましたが、母さんはダメと言ってすぐに犬を追い出しました。

ジャックはあきらめません。

犬に自分の洋服を着せ、友だちのフレッドだと母さんに紹介しました。二人はベッドでいっしょに眠りました。

その様子を見ていた父さんと母さんは、変な友だちを心配し、動物でも飼った方が良さそうだと相談します。

次の日、父さん、母さん、ジャックとフレッドは車に乗ってペット屋さんに行きました。お店の主人ははりきって鳥やおさる、ヘビなどを見せます。

ジャックはフレッドの服を脱がせ、ぼくが本当にほしいのは、友だちのフレッドなんだと言いました。

フレッドは犬にもどってジャックのお家に帰りましたよ。