絵本日記「1年365冊」

『そらまめくんとながいながいまめ』 | 言の葉のうつわ

『そらまめくんとながいながいまめ』

2024.06.03

なかやみわ  小学館 2009年

人気のそらまめくんシリーズ。今回はながいながいまめが登場します。ながいながいまめとは、さんじゃくまめ。岐阜のあたりでは十六ささげと呼んでいます。

そらまめくんと仲間たちが、野原で「へんなもの」をみつけます。ひっぱってみたら、ながいながいまめでした。

そらまめくんたちとさんじゃくまめたちは互いのベッドの自慢をし始め、とうとうくらべっこをすることになりました。

まずは、丘をはやくくだった方が勝ち。そらまめくんたちはベッドをそりのようにして丘をすべりおります。さんじゃくまめは丘の上からながいながいすべり台をつくり、一気にすーい。

つぎは水たまりで勝負です。そらまめくんたちはベッドをボートにしてこいで渡ります。さんじゃくまめは橋をかけて通ります。またまたさんじゃくまめの勝ち。

ところがすえっこさんじゃくまめが水たまりに落ちておぼれています。そらまめくんたちはボートを出して助けに行きました。

水にぬれたすえっこさんじゃくまめは寒い寒いと震えています。そこで、そらまめくんのベッドに寝かせてみんなで一晩中看病しました。

朝になって、すえっこさんじゃくまめはすっかり元気に。みんなもすっかり仲良しに。

今日は放課後等デイサービスでこの本を読み、そらまめくんの折り紙も楽しみました。

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