絵本日記「1年365冊」

『ほたるホテル』 | 言の葉のうつわ

『ほたるホテル』

2024.06.04

カズコ・G・ストーン 作  福音館書店 1998年

柳の木の下のやなぎむらに、ばったのトビハネさん、かたつむりのキララさん、くものセカセカさん、ありのセッセ家族がすんでいました。

夏のある朝、ほたる池にすむほたるのヒッカリさんから電話がかかってきました。今年もほたるホテルを始めたいと思いますって。

やなぎむらのみんなはさっそく草のベッドつくりにとりかかりました。

大勢の虫たちが泊めてほしいとやってきました。大きなカマキリおばあさんまで。

日が沈んであたりがうす暗くなってきたとき、ほたるホテルに灯りがともりました。ヒッカリさんたちの灯りです。

そのときです。どたりと音がして、かえるのピョンタが現れました。ここは虫のホテルなので泊められないと言うと、ピョンタは暴れ始めました。

かまきりおばあさんの名案で、みんなはピョンタを追い払うことに成功しました。

穏やかさがもどったほたるホテルの夜は静かに更けていきました。

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