2024.07.02
ペク・ヒナ 文・絵 キム・ヒャンス 写真 星あきら キム・ヨンジュン 共訳 小学館 2006年
ある朝、雨が降っていました。わたしとおとうとはレーンコートを着て、外に出ました。
すると、小さな雲が木の枝にひっかかっているのをみつけました。わたしとおとうとはそうっとかかえて、ママに渡しました。
ママは雲をボウルに入れると、ミルクやイーストなどを混ぜ、こねてこねてパンを焼いてくれました。
雲のパンはふわふわ!食べると体がふわりと浮かび上がりました。
時間がなくてパンを食べないで家を出たパパの乗ったバスにパンを届けました。くもパンを食べたると、パパもふわっと浮かび上がりました。そして、会社に遅れないで到着できました。
帰って来たわたしとおとうとは家の屋根でもうひとつくもパンを食べました。