絵本日記「1年365冊」

『せなかにのって』 | 言の葉のうつわ

『せなかにのって』

2024.07.24

竹内こうた あすなろ書房 2005年

パジャマ姿の男の子の目の前には大きな青くて大きな怪獣が。

「はやおきだね ぼくの せなかに のってごらん」

男のをのせた怪獣が進んでいくと、ロボットがいた。

「いっしょに いこう」

みんなで歩いていくと、こんどは犬のぬいぐるみが。

ロボットがぬいぐるみをおぶって進む。川を渡ると、おもちゃの仲間たちがいた。

「いそいで いそいで」

「もうすぐ あさが くる」

大きな白い箱にみんなが入り、その上に立った怪獣が男の子に言った。

「また おいで いつでも のせてあげるから」

優しいタッチのファンタジックな作品。男の子といっしょに夢を楽しめます。

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