絵本日記「1年365冊」

『ねこだまし』 | 言の葉のうつわ

『ねこだまし』

2024.07.25

斎藤洋 作  高畠那生 絵  理論社 2004年

ある日、向かいの家のねこがやってきて、ネクタイがほしいと言う。ネクタイをやったら、首輪を置いていった。

何日かすると、くつが欲しいと言う。

しばらくすると、上着とシャツ、そして、ネクタイが欲しいと言った。

やがて、向かいの家が引っ越していった。

ねこの姿は見られなくなった。

向かいの家に誰かが引っ越してきた。

向かいの人がサケのあたまをもってあいさつに来た。

いつか、ねこにやったネクタイ、シャツ、上着、くつを身につけていた。

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