絵本日記「1年365冊」

『ハエをのみこんだおばあさん』 | 言の葉のうつわ

『ハエをのみこんだおばあさん』

2024.08.17

シムズ・タバック 作  木坂涼 訳  フレーベル館 2002年

「あるところにハエをのみこんだおばあさんがいました。」と言う書き出しで始まるこのお話はアメリカで歌い継がれているきりなしうたです。

 どうしてハエをのみこんだのかは、わからない。

 おばあさん、しんじゃうのかもしれないね。

次におばあさんが飲み込むのはクモです。

 クモにハエをつかまえてもらおうとおもったからなんだ。

この調子でトリ、ネコ、イヌ、ウシ、ウマを飲み込んで、おばあさんは、とうとう・・・。

おばあさんのお腹が切り抜きになっていて、次々に飲み込んだものが見えるしかけも面白い絵本です。

そして、本分の歌の歌詞とは別に、動物たちがしゃべっているセリフも楽しませてくれます。

4歳の孫娘も夢中になっていました。

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