2024.08.26
山口タオ 文 津川シンスケ 絵 講談社 2004年
お茶わんを眺めている男の子。そこへ登場したのはお米の国から来た米とのさま。
男の子はお茶わん1ぱいのご飯って何つぶなのか、気になって夜も眠れないと言います。
そこで、1合のお米を数えることに。
全部数えるのは大変!いいことを考えました。1000つぶ数えて、1000つぶと数え残しのお米の重さを比べたらどう?
1000つぶは20グラム。数え残しは140グラムだから、7000つぶ。ということは、1合は8000つぶ。
1合のお米を炊くとお茶わん2はいのご飯に。ということはお茶わん1ぱいのごはんは、4000つぶだ。
疑問がとけたあと、米とのさまは「米つぶ換算術」を使って人口についてなど、いろいろなことを教えてくれましたよ。
「日本の心を守るため、朝もお米を食べとくれ」と言い残して、米とのさまは去っていきました。