絵本日記「1年365冊」

『まあちゃんのすてきなエプロン』 | 言の葉のうつわ

『まあちゃんのすてきなエプロン』

2024.09.05

たかどのほうこ 作 福音館書店 1997年


おかあさんが新しいエプロンをミシンで縫ってくれました。まあちゃんの希望通りのポッケのついたエプソンです。そして、余ったきれでハンカチも作ってくれました。
まあちゃんはエプロンをつけてピクニックに出かけました。
野原を歩くまあちゃんの赤いポッケに入っている赤いハンカチをこざるがみつけ、投げた小枝にまあちゃんが気をとられてるうちに、ポッケから赤いハンカチを持っていきました。
こぎつねは黄色いハンカチを、こぶたはピンクのハンカチを持っていきました。


はーちゃんとみーちゃんがピクニックの準備をして待ってくれていました。二人にハンカチを見せようとして、あれれ?ハンカチがお花やくだものに変わってる!
そして、胸の青いポケットから青いとりがとびたちました。ポケットの中には卵がひとつ。
なんてすてきなエプロンなんでしょう。
もちろん、卵はまあちゃんが大事に大事にあたためましたよ。

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