絵本日記「1年365冊」

『はじめてのはじまり』 | 言の葉のうつわ

『はじめてのはじまり』

2024.09.15

中川ひろたか 文  中野真典 絵  小学館 2018年

「おはよう」

おひさまが顔を出して、一日が始まる。

シャッターが開いてパン屋さんが始まる。

幕が開いて、お芝居が始まる。

「みあって みあって」「はっけよい のこった」

「いちに ついて」「よーい どん」

はじまりの合図。

「おぎゃー」

あかちゃんが生まれた。はじめての声。

はじめての服。はじめてのおもちゃ。はじめての本。

はじめてのくつ。はじめてのだんごむし。

はじめての先生とおともだち。

「はじめまして よろしくね」

最後のページの男の子の顔が大迫力です。

はじめて幼稚園に行く日って、このくらいの気持ちなのでしょうね(#^.^#) とっても愛おしく思えます。

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