2024.09.15
中川ひろたか 文 中野真典 絵 小学館 2018年
「おはよう」
おひさまが顔を出して、一日が始まる。
シャッターが開いてパン屋さんが始まる。
幕が開いて、お芝居が始まる。
「みあって みあって」「はっけよい のこった」
「いちに ついて」「よーい どん」
はじまりの合図。
「おぎゃー」
あかちゃんが生まれた。はじめての声。
はじめての服。はじめてのおもちゃ。はじめての本。
はじめてのくつ。はじめてのだんごむし。
はじめての先生とおともだち。
「はじめまして よろしくね」
最後のページの男の子の顔が大迫力です。
はじめて幼稚園に行く日って、このくらいの気持ちなのでしょうね(#^.^#) とっても愛おしく思えます。