絵本日記「1年365冊」

『みらいのえんそく かざんのしまへ』 | 言の葉のうつわ

『みらいのえんそく かざんのしまへ』

2024.09.22

ジョン・ヘア 作  椎名かおる 絵  あすなろ書房 2022年

子どもたちと先生は防護服に身を包んで、ヘリコプターに乗って火山に遠足に出かけます。

火山の島に着いたら、お花を摘んだり、つり橋を渡ったりして、火口をめざします。

みんなが火口の渕に立って眺めた後、先生の指示で戻ることになりますが、おやおや、一人の男の子が火口付近にお花が咲いているのをみつけて降りていきました。

お花を摘んで大切に持って帰ろうとしますが、斜面が登れません。溶岩が迫ってきます。

あ、大変!と思ったら、溶岩の手にお花が。でも熱でお花は黒く焦げてしまいました。しょんぼりしている溶岩に、男の子は花瓶を作ることを教えます。溶岩で作った花瓶に水筒の水を入れてお花を飾り、みんなで喜びました。

そのとき、火口からお花の形の噴煙が上がっているのをみつけた生徒が先生に伝えました。

大急ぎで助けに来てくれたヘリコプターに乗って男の子は火山を後にしました。

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