2024.09.30
内田麟太郎 作 村田エミコ 絵 佼成出版社 2014年
内田麟太郎さんのほのぼのとした文と、村田エミコさんのあたたかな版画がほっとする絵本です。
あけぼのしょうてんがいは、おばあちゃんとでかけると、ふしぎどおりになるのです。
時計屋さんの砂時計のなかに、砂漠が出現。王子さまとお姫さまの旅のらくだが進みます。
駄菓子屋さんにおばあちゃんが嬉しそうに入っていきました。
すると、おばあちゃんに「ひろこちゃーん」とだきついたのは、みよちゃん。おばあちゃんは女の子になっていました。
月が出てきました。
たぬきはおじさんに化けてお酒を買っています。きつねは女の人に化けて、おあげを買っています。
今夜はお月見。屋根の上では、お酒屋さんの置物のたぬきと、お稲荷さんの一対のきつねが浮かれています。