絵本日記「1年365冊」

『しょうてんがいはふしぎどおり』 | 言の葉のうつわ

『しょうてんがいはふしぎどおり』

2024.09.30

内田麟太郎 作  村田エミコ 絵  佼成出版社 2014年

内田麟太郎さんのほのぼのとした文と、村田エミコさんのあたたかな版画がほっとする絵本です。

あけぼのしょうてんがいは、おばあちゃんとでかけると、ふしぎどおりになるのです。

時計屋さんの砂時計のなかに、砂漠が出現。王子さまとお姫さまの旅のらくだが進みます。

駄菓子屋さんにおばあちゃんが嬉しそうに入っていきました。

すると、おばあちゃんに「ひろこちゃーん」とだきついたのは、みよちゃん。おばあちゃんは女の子になっていました。

月が出てきました。

たぬきはおじさんに化けてお酒を買っています。きつねは女の人に化けて、おあげを買っています。

今夜はお月見。屋根の上では、お酒屋さんの置物のたぬきと、お稲荷さんの一対のきつねが浮かれています。

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