絵本日記「1年365冊」

『もし きみが 月だったら』 | 言の葉のうつわ

『もし きみが 月だったら』

2024.11.01

ローラ・パーティ・サラス 文  ジェイミー・キム 絵  木坂涼 訳  光村教育図書 2017年

女の子がベッドに入って、窓から見えるお月さまに語りかけました。

「お月さま こんばんは!わたし きょうね、いろんなことをして すごーく つかれちゃった。たまには お月さまみたいに、なーんにもしないで そらに ぽっかり うかんでいるのも いいかもね。」

「そう?でもね、こう みえても いろんなことを しているんだよ。たとえばね、たとえば・・・・・・」とお月さまは話します。

毎日休まず、地球の周りをまわる。細くなったり、丸くなったりして、変身!

そして、毎日海と綱引きをする。真っ暗な海を照らすのも役割。

月は、いつだって魅力的でなくちゃね!誰かが、また来ないかなーって待っている。

あらら、いつもまにか女の子は眠っています。

優しい子守歌を地球に歌ってあげるのも、月の大切な役目。

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