絵本日記「1年365冊」

『もぐらのおとしあな』 | 言の葉のうつわ

『もぐらのおとしあな』

2024.11.03

いわきたかし 文  しまだみつお 絵  童話屋 2007年

小さなもぐらのもっくは、穴を掘ることと、いたずらをすることが、なによりも好きでした。

ある朝、もっくはいいことを思いつきました。

「きょうは とびきりの いたずらびよりだ!」

もっくは小さなシャベルで小さな穴を掘りました。それは、落とし穴。

かたつむりが穴に落ちました。

次は、大きなシャベルで大きな穴を掘りました。

かえるが穴に落ちました。

もう少し大きな穴には、うさぎ。さらに大きな穴にはたぬき。いのししもくまも順々に穴に落ちました。

いちばん星が光る頃、もっくはもっと大きな穴を掘りました。

その落とし穴に何が落ちるのでしょうか。

あした目を覚ませば、きっとすごいのが落ちてるはず・・・・・・

(もっくは、どうやら、流れ星が落ちるのを期待しているようですよ。)

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