絵本日記「1年365冊」

『かいじゅうたちのいるところ』 | 言の葉のうつわ

『かいじゅうたちのいるところ』

2024.11.09

モーリス・センダック 作  じゅんぐうてるお 訳  冨山書房 1975年

マックスは元気いっぱいの男の子。ある晩、おおかみの着ぐるみを着て家の中でおおあばれ。お母さんは怒って、マックスを夕ご飯抜きで寝室に放り込んだ。

すると、お部屋ににょきにょき木が生えてきて、あたりは森や野原に。そこに波がざぶんと打ち寄せてマックスは船に乗った。1年と1日の間航海してついたのはかいじゅうたちのいるところ。

マックスはかいじゅうたならしの魔法をつかい、とうとう王さまになった。かいじゅう踊りを踊り、楽しく過ごしたものの、マックスはやさしい誰かさんのところに帰りたくなった。

かいじゅうたちは悲しんだけれど、マックスはまた船に乗って1年と1日航海をして自分の部屋に帰ってきた。

部屋にはあたたかい夕食が置かれていた。

『かいじゅうたちのいるところ』 | 言の葉のうつわ 『かいじゅうたちのいるところ』 | 言の葉のうつわ

お問い合わせ

講演依頼や読み聞かせなど
お気軽にお問い合わせください