2024.11.09
モーリス・センダック 作 じゅんぐうてるお 訳 冨山書房 1975年
マックスは元気いっぱいの男の子。ある晩、おおかみの着ぐるみを着て家の中でおおあばれ。お母さんは怒って、マックスを夕ご飯抜きで寝室に放り込んだ。
すると、お部屋ににょきにょき木が生えてきて、あたりは森や野原に。そこに波がざぶんと打ち寄せてマックスは船に乗った。1年と1日の間航海してついたのはかいじゅうたちのいるところ。
マックスはかいじゅうたならしの魔法をつかい、とうとう王さまになった。かいじゅう踊りを踊り、楽しく過ごしたものの、マックスはやさしい誰かさんのところに帰りたくなった。
かいじゅうたちは悲しんだけれど、マックスはまた船に乗って1年と1日航海をして自分の部屋に帰ってきた。
部屋にはあたたかい夕食が置かれていた。