絵本日記「1年365冊」

『ぼくは、ういてる。』 | 言の葉のうつわ

『ぼくは、ういてる。』

2025.01.03

なかがわちひろ 作  のら書店 2024年

ぼくは、一平。ときどき浮いている。20センチか30センチくらい浮いている。周りからはただぼんやりしているように見えるらしく、叱られたり、笑われたり、おいていかれたりする。

でも、浮いていると、おもしろいこともあるし、トクすることもある。

ある日、山田ほのかさんも浮いていた。並んでふわりふわり歩き始めると、ほのかさんはささやいた。

 なんかさ、

 ういてるときって

 むねの なかに

 ふうせんが あるみたいだよね

自分が周りから「浮いている」って感じること、きっと誰にでもあるのでは・・・。

「浮いて」いてもいいんだって教えてくれる作品です(#^.^#)

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