2025.01.12
岡本一郎 文 中村景児 絵 廣田修 監修 チャイルド本社 2009年
ある朝、お城の王様が目を覚まして言いました。「ゴホン ゴホン・・・おや、のどの ちょうしが へんだぞ。」
大臣も家来も門番も、みんなのどの調子が変でした。
誰が空気を汚しているのかを調べに、王様は車に乗って飛び出しました。
牧場で急ブレーキをかけて止まり、牛乳を10本も買って車に積みました。重くなった自動車のエンジンはフル回転。
町まで来ると、あちでもこっちでも、ゴホンゴホン。
王様は久しぶりに町まで来たので、次々に買い物を始めました。エンジンはかけっぱなしです。
空気を汚すことをたくさんしてしまっていたのですね。
お城に帰った王様は学者たちを集めて排気ガスの出ない自動車をつくるように命令しました。
そして、王様は自転車で町に出かけました。
親子で環境について学べる絵本です。