絵本日記「1年365冊」

『キリンがくる日』 | 言の葉のうつわ

『キリンがくる日』

2025.02.24

志茂田景樹 文  木島誠悟 絵  ポプラ社 2013年

「きたのどうぶつえん」にはキリンがいません。おばあちゃんだったキリンのキリコは亡くなってしまったのです。

けんとはきりんはいつくるのかなと、何度か動物園に出かけました。

園長先生がけんとに声をかけました。「なんども きてくれて ありがとう」。そして、アメリカの動物園からキリンが来ることに決まったと教えてくれました。こどものキリンです。

でもキリンは狭い飛行機でまる一日同じ格好をしていなければならなくて、途中で死んでしまうこともある。それに、寒い日本に慣れるまで大変だし、お母さんとも離れ離れになる。

そんなことを聞いて、けんとは動物園のほかの動物たちにも思いを馳せてみました。

でも、園長先生は、キリンを呼びたいんだと言います。命って強くて輝いているし、動物たちがしっかりと生きている姿をみんなに見てほしい。

その晩、けんとはサバンナをゆうゆうと歩くキリンの夢を見ました。

それから、けんとはキリンのことをいっしょうけんめい勉強し始め、ないしょでキリンの名前も考えているんです。

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