絵本日記「1年365冊」

『どろんこおそうじ』 | 言の葉のうつわ

『どろんこおそうじ』

2025.03.03

さとうわきこ 作・絵  福音館書店 1990年

こいぬとこねこは、ちらかしや。おそうじをするようにとばばばちゃんは言いつけた。

こいぬはほうきをバットのように振り回し、こねこはぞうきんをしぼって丸めてボールに。こいぬの打ったボールは森に飛んでいった。「わーい、ホームランだ」

森では、うさぎが人参をたべようとして大きく開けた口にぞうきんが飛んできて入ってしまった。おこったうさぎがぞうきんを投げ返すと、またこいぬがほうきのバットで打ち返した。こんどはきつねの顔に命中。

こんな調子で、ぞうきんのボールは森とこいぬのあいだを行ったり来たり。おしまいには、大勢でけんかが始まった。水をかけあい、みんな泥まみれ。

窓からその大騒ぎを見たばばばあちゃん、「おもしろそうじゃないか!!あたしも やろうっと!!」みんなが帰ってしまっても、ばばばあちゃんはひとりでどろんこ遊びを楽しんでいた。

その間にこいぬとこねこはうちじゅうピカピカにぞうきんがけをしてしまった。

夕ご飯の時間になっても、ばばばあちゃんは遊んでる。そして、山盛りのどろのおだんごを作って、「はい、ゆうごはんだよ」

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