2025.03.16
神沢利子 文 長島伸夫 テラコッタ サンリード 1979年
ねこ作家と呼ばれる長島伸夫さんのテラコッタで描かれた絵本です。
きねこは木登りが大好き。木の枝にのっかって、風に吹かれているときがとっても幸せ。
あらっ?きねこはびっくりしました。空の向こうに雲のねこが浮かんでいます。
きねこは胸がどきどき。くもねこのところにお嫁に行きたいと思いました。
きねこは想像します。こねこも生まれて・・・。
ねねこはちっともかえってこないきねこを探しに出かけました。すると、きねこは木の上にいました。くもねこがまた来るまで待ってると言います。
ずっとくもねこを待っていると、空一面のいわしぐも。きねこはお腹が空いていることに気がつき、木から降りてきました。
お魚をくわえたねねこが木の下で待っていました。お魚を食べたきねこの耳をねねこがそっとなめてやりました。