絵本日記「1年365冊」

『いたずらかいじゅうトアトア』 | 言の葉のうつわ

『いたずらかいじゅうトアトア』

2025.04.01

クラウス・バウムガルト 文・絵  みずのるりこ 訳  草土文化 1992年

アンナは今朝も眠そうに朝ごはんのジャムトーストを食べています。すると、ちっちゃなかいじゅうトアトアが箱から飛び出してきました。

トアトアはテーブルの宝さがしに出かけます。

バターのこやまをぐしゃぐしゃに踏み越えて、アンナの卵を横取り。

そして、アンナのカップによじのぼって、さかだちをしてみせたのですが、失敗して、ココアの中へポチャーン!ココアの中から浮かびあがったトアトアは、アンナめがけてココアをピューッ!

そこへお母さんが入ってきて、散らかったテーブルを見てびっくりぎょうてん。アンナがトアトアがやったと言っても、お母さんは信じません。

すると、ドアをノックする音が。ドアのそとには大きなかいじゅうがいて、「おはようございます」とていねいにあいさつしました。

「ひょっとして、うちの こどもを みかけませんでしたか?」

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