2025.04.27
相澤悦子 作 長谷川直子 絵 福音館書店 2021年
町はずれの野原に野ねずみのきょうだいが住んでいます。自分のことは自分でできるようになり、きょうだいだけで助け合って暮らしています。
初夏のさわやかな風が吹く日、きょうだいは遠くまで役に立つ草を集めに出かけます。
小犬のしっぽみたいなエノコログサ、丸くて大くてビロードのような手触りの梅の実、ハートの葉っぱのドクダミ。
こんな具合に、きょうだいは野の草花とふれあって楽しんでいます。
大型連休に入りました。自然の中に身を置くひとときも幸せですね。本の巻末には草花を用いたクラフトの数々が紹介されています。