2025.05.15
マイク・サーラ― 作 ジェリー・ジョイナー 絵 きしだえりこ 訳 ほるぷ出版 2000年
子どもたちは、わゴムをおもしろがります。長く繋いで縄跳びにしたり、工作に使ったり・・・いろいろ。
絵本の主人公のぼうやは、ある日、わゴムがどのくらい伸びるか、試してみることにしました。
わゴムの端をベッドの枠にひっかけて、伸ばしながら部屋の外へ。自転車に乗ってうんと遠くに行き、それからバスに乗って駅に着いたら、汽車に乗り換えて、着いたところは飛行場。飛行機は飛び立って、港に着きました。ぼうやは船に乗って海を越えて砂漠の国に。ラクダに乗って、ロケット発射場に。そして、ロケットにのって月をめざして飛んでいきました。
月に着陸して、ロケットから出て歩き出したとたんに、わゴムが、ボーン!
その反動で、ぼうやはベッドに着陸しましたよ。