絵本日記「1年365冊」

『わゴムはどこまでとぶのかしら?』 | 言の葉のうつわ

『わゴムはどこまでとぶのかしら?』

2025.05.15

マイク・サーラ― 作  ジェリー・ジョイナー 絵  きしだえりこ 訳  ほるぷ出版 2000年

子どもたちは、わゴムをおもしろがります。長く繋いで縄跳びにしたり、工作に使ったり・・・いろいろ。

絵本の主人公のぼうやは、ある日、わゴムがどのくらい伸びるか、試してみることにしました。

わゴムの端をベッドの枠にひっかけて、伸ばしながら部屋の外へ。自転車に乗ってうんと遠くに行き、それからバスに乗って駅に着いたら、汽車に乗り換えて、着いたところは飛行場。飛行機は飛び立って、港に着きました。ぼうやは船に乗って海を越えて砂漠の国に。ラクダに乗って、ロケット発射場に。そして、ロケットにのって月をめざして飛んでいきました。

月に着陸して、ロケットから出て歩き出したとたんに、わゴムが、ボーン!

その反動で、ぼうやはベッドに着陸しましたよ。

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