絵本日記「1年365冊」

『ピンクとスノーじいさん』 | 言の葉のうつわ

『ピンクとスノーじいさん』

2025.05.25

村上康成  徳間書店 2000年

ヤマメのピンクはこの春に生まれました。ピンクのひれが自慢です。

ピンクにとって初めての冬がやって来ました。水は冷たく、からだはこちこち、おなかはぺこぺこ。食べ物になる虫はめったに流れてきません。

やっとごちそうをみつけたと思ったら、大きなヤマメに取られちゃった。そのヤマメをイワナのスノーじいさんが・・・。

逃げようとしたピンクにスノーじいさんが教えてくれた。

 まつしか ないんじゃ、はるまでな。

なんにも食べるものがない毎日をがまんして、みんなじっと動かない。

あるとき、イタチが現れ、ピンクのしっぽをくわえた!スノーじいさんが助けてくれた。

冬が過ぎてあたたかな春になり、ピンクのしっぽにも力がもどってきた。

 スノーじいさん、はるは すてきです。

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