2025.06.11
フィービ・ウォージントンとセルビ・ウォージントン 作・絵 福音館書店 1987年
赤いベストを着たせきたんやのくまさんはひとりで暮らしていました。朝早く、目覚まし時計の音で目を覚まします。
朝ごはんのあと、馬の引く馬車にせきたんの袋をたくさん積み込んで出かけていきます。
お家の奥さんに呼び止められると、せきたんの袋をおろして、せきたん置き場に運びます。
せきたんは全部売れて、くまさんは馬に「うちへかえろう!」と言いました。馬は全速力で、ぱかぱか ぱかぱか ぱかぱか。
家に着くと、くまさんはお茶を飲み、だんろの前で絵本を読みました。それから、ねまきに着替えて2階にあがり、ベッドに入ってぐっすり眠りましたよ。