2025.06.12
すえもりさちこ 文 つおみちこ 絵 すえもりブック 1995年
夏の朝、とつぜんパパがお空に。ぼくたちのパパなのに。
ぼくたちの知らない人たちがたくさん来ました。
ママはパパの好きだったレコードばかり聴いています。
ぼくたちはパパが仕事をしていたテレビ局のホールを訪ねました。大勢の人が忙しく働いています。みんな、パパの友だちなんだね。
おじさんが教えてくれたよ。パパの仕事はいろんな人たちを喜ばせていたって。そして、ぼくたちはパパのたからもだって。
ぼくたちもいつかパパのようになれるかな。なれるよね、きっと。
末盛千枝子さんご自身の体験をもとに書かれたお話です。優しい愛に満ちた絵本です。