絵本日記「1年365冊」

『とんでいったりんご』 | 言の葉のうつわ

『とんでいったりんご』

2025.10.29

ふくだとしお  Gakken 2007年

きょうはとってもいい天気。ねずみはお山のうえでご飯をたべようと出かけます。

シートをしいて、サンドイッチにかぶりつきます。デザートはまっかなりんご。

おそとでたべるご飯は、なんておいしいのだろう。りんごをひとくちかじると、おなかがいっぱいになっちゃって、ぽいっ!

そのりんごは、みみずくにぶつかり、がけからおっこちて、ちょうどくじらが吹いた潮で空高くとんでいき、らくだのこぶにぶつかって、だちょう、うし、しか、かば、ばったとめぐって・・・たぬきときつねが取り合いを始めました。あっ!りんごはたかくまいあがって、ねずみのあたまにごっつうん!ぶつかりました。

「あれ?これ・・・・・・。ぼくが すてた りんごだ。」ねずみはちょっぴり恥ずかしくなったのですって。

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